今回は個人的「株初心者が注意すべき1つの事」についてお話します。
この記事を読んで「今から株を買い始める人」や「既に株を始めて損をしてしまった人」にとって参考になれば幸いです。
「株初心者が注意すべき1つの事」
一気に買う
以上です。
これは私が実際に失敗し、後悔した内容です。
この「一気に買う」さえ気を付ければ勝率は劇的に上がるはずです。
今回「注意すべき1つの事」に絞りましたが、他の候補はこんな感じです。
・損切りしない
・直感で買う
・ネットで注目されている銘柄を買う
・銘柄分析(投資する会社の分析)をしない
など…
まずはなぜ一気に買ってはいけないのか?について、説明します。
一気に買う
「一気に買う」とは、具体的には「自分の投資可能額の3割以上を短期間で買う事」です。
例えば「投資可能額100万円の人が一週間で50万円分株を買う」みたいな感じです。
結論を先に言います「運用可能額の10%以下を1ヵ月かけて投資しましょう」です。
私の失敗は具体的にこうでした。
「運用可能額300万円で、3日間で110万円分の株を買ってしまった」
これ聞いて「アホなの?」って思った方も多いかと思います(笑)確かにアホでした。
では、なぜそうなってしまったのでしょうか?
私の株デビューは一般NISA口座開設からでした。口座開設日は2020年2月10日です。
日経平均チャートでいうと、この辺りです。
2月10日当時はこんな風に見えてました。
ネットやYoutubeでおすすめ銘柄を調べて、最初にブリヂストン(5108)を買おうと決め、毎日指値をつけていました。「少しでも安く買おう!」と、当時の株価の100円くらい安い価格で指値をしていた記憶があります。しかし日々株価は上昇していき「昨日買えばよかった!」を毎日繰り返していました。
ブリヂストン(5108)の株価が4000円を超えたあたりで一旦諦め、次に目を付けたのがコメダ(3543)です。2140円で指値をつけた所、翌日に約定しました。
私の人生初の株主はコメダでした。
株主になった当時の事を今でも覚えています。シンプルに、かなり嬉しかった記憶があります。
あまりのうれしさに、その週末の土日で合計5銘柄買い指値をつけ、週明けに「コロナショック」が起き、一気に約定しました。
約定当日はプラスで終わりましたが、翌日から一気に暴落し、1ヵ月後には・・・
この有様です。日経平均だとこの辺りです。
当時はこんな感じのチャートを眺めていました。
今この時のことを振り返ると、やはり一気に買うべきではなかったと思います。
これは「コロナショックが起きたから」という結果論ではなく「いつ投資を始める人でも一気に買うべきではない」と私は思います。
ある程度失敗と成功を経験した人でなければ「一気に買う」は間違いなく悪手です。
では、どうするべきだったのでしょうか?
改めて結論です。「運用可能額の10%以下を1ヵ月かけて投資しましょう」です。
ではどんな方法があるのか?
・「1ヵ月に1銘柄まで」とルールを決めて取引する。
・1単元(100株)ではなくネオモバやLINE証券やフロッギーの様な「1株から買える証券口座」で取引する。
・「日経225連動ETF(1321)」の様なETFから買ってみる。
※日経225連動ETFとは・・・この株(ETF)1つ買えば日本を代表する企業225社へ分散投資した事と同じことになります。
まずは少額で失敗や成功の経験を積みましょう。
例を挙げると
「運用可能額が10万円だから、先ずはネオモバで1万円分の株を買ってみる!」
「運用可能額が200万円だから、今月は20万円以下の銘柄を1銘柄買ってみる!」
といった感じです。
多少の経験を積んだ後に、コロナショック等の暴落がきたら、自然と買い時かどうかを判断できるようになっているはずです。
「初心者がやってはいけない事」
最後に、よくSNSやブログで見かける「株初心者がやってはいけない事」について話をします。
・損切しない事
これです。「株を買ったけど株価が下がってしまい、”含み損”が出てしまった際に売ることをしない」という意味です。
これは確かに正しいです。
しかし私の意見としては「損切しないではなく、出来ない」だと思っています。
私の場合NISA口座だったので尚更損切り出来ない理由が多いのですが、
初心者の考えとしては「いつか上がってから売ればいいか、今売ったら損になるけど持っておけば損にならない」という考えが邪魔をして損切りしたくでも出来ない事の方が多いです。
他には「直感で買う」とか「銘柄分析をしない」等は、このブログにたどり着いている時点で読者さんは心配ないかなと思います。
以上、株初心者の私が失敗した1つの事でした。
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