今回は私が投資で失敗した内容を記事にします。
この記事を読めば、以下の疑問について理解を深める事が出来ると思います。
「リスクの高い投資とは?」
「なぜ?ハイリスクな投資をしてしまった理由」
「改めて振り返る、原因と対策」
ではいきます。
まずは結論から…
2020/6/25に日本の個別銘柄「RVH(6786)」を購入しました。
結果、2020/7/8現時点で「-33,300円(1200株)の損切り」+「-64,400円(2800株)の含み損」を抱える状況となっています。
簡単に言うと「約10万円のマイナスとなってしまった」という事です。
この記事では「私は下手な投資家です!」と言いたいのではなく
「失敗談こそ有益な情報として共有するべき」と思い、記事にさせていただく事にしました。
なぜこんな事になってしまったのか?順を追って説明します。
失敗の経緯
① 「おすすめ銘柄」掲載サイトを発見。
② 最初は警戒していたが、そのサイトの推している株が実際上昇している事を知る。
③ 実際に「おすすめ銘柄」に投資をして利益を得る。(約+2万円程度)
④ 「これは投資額を増やせばもっと儲かるのでは⁉」とリスク許容範囲が拡大。
⑤ おすすめ銘柄の「RVH(6786)」を900株(160,200円)購入したところ、翌日に大暴落し-20,700円(160,200円⇒139,500円)の含み損となった。
⑥ そこから買い増し(ナンピン買い)を繰り返し、最終的には4000株(約55万円)を購入。
⑦ ピーク時は-141,020円の含み損を抱える事となった。
⑧ 現在株価は少しだけ上昇し、その過程で1200株を損切り。
⑨ 現在は2800株(-64,400円の含み損)を保有。
解説
改めて経緯を遡ると、「負けて当然」とも言えるひどい有様ですね(笑)
例として挙げるなら「このサプリメントを飲めば痩せるよー!」という広告を見て試しに買った所、全然効果が無く10万円損した。みたいな感じですね(笑)
コロナ・ショックでの暴落で含み損を抱えて以来、そこまで大きな失敗はしてこなかった中での大失敗という事で、冷静に現実を受け止めて、今後に活かしたいと思います。
では一つ一つ解説します。
①「おすすめ銘柄」掲載サイトを発見。
具体的なサイト名については割愛しますが、こういった情報はどこにでも転がっています。
「明日は絶対にこれを買え!」という感じではなく「今後上がる可能性がある期待銘柄」みたいな感じで掲載されている事が多いです。
株を始めた方ならわかるんですが、「株を選ぶ」というのは非常に難しいんです。
「良く調べなければならない」のは当然なんですが、
株を始めて数カ月経つと「調べる項目が多すぎて切りが無い」「面倒くさい」という気持ちになってきてしまいます。これが良くなかったです。
常に初心を忘れずに「リスク許容度の低い投資」を心がけていれば、今回の事は防げたと思います。(少なくとも損害は一桁少なかったと思います)
②最初は警戒していたが、そのサイトの推している株が実際上昇している事を知る。
最初は「ふーん…」と参考にすらしていなかったのですが、
「今日のおすすめ銘柄はコレ!」と書かれてしまうとどうしても気になってしまいます。
ウォッチリストに入れたら最後、「たまたま上昇していた」としても「あのサイトの予想通り上がった!」と勘違いしてしまいます。
「他人から勧められた銘柄」については「自分なりに銘柄分析をして余程納得しない限りはウォッチリストに入れない様に心がけるべき」です。
③実際に「おすすめ銘柄」に投資をして利益を得る。(約+2万円程度)
ビットワングループ(2338)とビーグリー(3981)に投資をして2万円程の利益を出しました。
※オリックス(8591)は無関係です。
後で振り返るとこの2銘柄への投資もリスクが高かったように思えます。
「購入時に損切りラインを決めておく」という事が事故防止に繋がります。
…これがなかなか難しいんですけどね。
④「これは投資額を増やせばもっと儲かるのでは⁉」とリスク許容範囲が拡大。
こんな考えです。
3万円の投資で1300円の儲け!⇒ 10倍投資すれば13,000円儲けてた…。
15万円の投資で2万円の儲け!⇒ 2倍投資すれば4万円儲けてた…。
客観的にみると「かなり危険な考え方」ですね。
もはやただのギャンブラーとしか思えない考え方です(笑)
しかし、「警戒している人でもこういう発想になりやすい」という事を覚えておいていただきたいです。
⑤おすすめ銘柄の「RVH(6786)」を900株(160,200円)購入したところ、翌日に大暴落し-20,700円(160,200円⇒139,500円)の含み損となった。
RVH(6786)という銘柄がおすすめとして掲載されていました。
おすすめ時のチャートはこんな感じでした。
私は上がる事を期待して一気に900株(単価:178円)を160,200円で購入しました。
翌日はこうなりました(笑)
⑥そこから買い増し(ナンピン買い)を繰り返し、最終的には4000株(約55万円)を購入。
「おすすめ銘柄だから上がるはずだ!」と非常に「薄い根拠」でナンピン買いを繰り返しました。
結果、4000株保有(平均単価:178円 ⇒ 149円)となりました。
⑦ピーク時は-141,020円の含み損を抱える事となった。
7/2の底値の時点での含み損は14万円を超えてしまいました。
この時の心境は
・下げ止まるまで買い増し続けるか?
・これ以上下がるようなら15万円の損切も視野にいれるか?
・仏の顔で塩漬けするか?
こんな感じで悩んでいました。
リスク許容範囲を広く取った投資をすれば、それ相応のハイリターン(プラスもマイナスも)があるという事を改めて考えさせられました。
リスクとリターンは比例する。絶対に忘れてはいけませんね。
⑧現在株価は少しだけ上昇し、その過程で1200株を損切り。
株価が一旦底打ち?を見せ、上昇したので
損切り祭りが始まりました。
⑨現在は2800株(-64,400円の含み損)を保有。
2020/7/9 現在の株価は125~127円をうろうろしています。
このまま下がるようであれば一部損切りして、一部は塩漬けかなと思っています。
上がるようであれば笑顔で損切りしていきます(笑)
まとめ
まとめです。
◆大損した原因
・人が勧める銘柄を大して調べもせずに購入してしまった。
・損切りラインを決めずに購入してしまった。
◆大損しない為の対策
・どれだけ人が勧める銘柄でも「株価が下落しても納得できる」銘柄に投資する!
・株を購入する前に「損切ライン」を決めておく!(-7%とか-10%とか)
・「損切ライン」に「逆指値売り」を設定しておく!(いくらまで下がったら勝手に売ってくれる設定)※まじでおすすめです。
以上です。
人は損切り出来ない生き物です。
損切りは「スキル」「才能」です。
凡人には無理なので「購入時に勝手に損切りしてくれる設定」して「機械的に損切りしましょう」
個別株の短期トレードはこういったリスクがあります。
株初心者の方には非常に低リスクで安定したリターンが見込める「インデックス投資」をおすすめします。
RVHの結果は後日また記事にしたいと思います。
コメント