今回は、確定拠出年金とは別で、私が「つみたて投資」をしている商品についてお話していきます。
これからつみたて投資を始める方や、つみたて投資を始めたばかりの方にとって
参考になれば幸いです。
ではいきます!
実際に「つみたて投資」している商品
実際につみたて投資している商品は以下の7種類です。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・SBI・バンガード・S&P500
・NZAM・ベータ NASDAQ100
・SBI中小型成長株ファンド ジェイネクスト(j nextⅡ)
・iFree レバレッジ NASDAQ100
本来であれば、1~2商品に絞るべきなのかもしれません。
しかし私は、ちょっとした好奇心で、似たような商品複数をつみたてています。
ざっくり、基本情報をまとめた表が下記になります。
今回の記事では eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリーor除く日本)について解説します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
こちらの商品はインデックス(パッシブ)型で、米国のS&P500指数に連動する投資信託です。
こちらはアメリカの優秀な500社へ分散投資する。という商品です。
つみたてNISAでも購入可能な、現在最もポピュラーな商品の一つと言えます。
この「eMAXIS Slim」シリーズはどれも非常に評価が高いです。
その理由は「とにかく低コストである事」です。
こちらの商品の信託報酬(手数料)は0.0968%と、0.1%を下回っています。
更にこのシリーズは、今後も信託報酬の見直しを行い、もっと低くなる可能性を秘めています。
その為、投資家の間では非常に評価の高い商品となっています。
2018年に発売された商品で、こちらの商品自体の運用期間は短いものの、
S&P500指数は非常に歴史ある指数であり、信頼性が高いです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリーor除く日本)
こちらの商品はインデックス型で、連動する指数はMSCI ACWI(オールカントリーワールドインデックス)です。
つみたてNISAで購入可能です。
信託報酬は0.1144%となっています。
こちらの商品を1点つみたてするだけで「全世界の株式を、時価総額比率に応じて購入」する事が出来ます。
米国株式(S&P500)よりもリスク分散が出来ている反面、リターンは若干落ちると言われています。
悪く言えば、「伸びしろの低い地域にも投資している」
良く言えば、「今後ヨーロッパやアジア等で成長してくる企業へも投資してくれる。米国が今後仮に崩壊しても無難なリターンが見込める」
といった感じです。
私はつみたてNISAを他人に紹介する際は、このオールカントリーをおすすめしています。それはS&P500よりもローリスクローリターンで、つみたて投資で失敗するリスクが若干こちらの方が低い為です。
構成銘柄TOP10について、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と比較すると、
ほぼ同じ構成銘柄となっています。
実は「オールカントリー」の現在の構成の約55%はアメリカ株です。
なぜなら、時価総額(企業価値)が高い企業はアメリカに集中している為、必然的にオールカントリーの構成銘柄もアメリカ企業ベースとなっています。
しかしS&P500と比較すると、比率が薄い事が分かります。
こちらは2つの商品のチャートの比較です。
データは2018年~と商品が新しいので最近のものしかありません。
2019年は全世界株式の方がリターンが大きかった局面もありましたが、現時点ではS&P500の方がリターンが大きい結果となっています。
まとめ
この2つの商品は「どちらにしようか?」と迷う方も多いと思います。
実際私も迷いました。
リスクとリターンは比例しますので、「より大きなリターンを得たい」と思った方は
リスクを許容してS&P500を選ぶとよいと思います。
また反対に、「リスクを極力減らしたい」という方は無難にオールカントリーをおすすめします。
次の記事(その2)では、残りの4つの商品について解説していきます。
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