今回は「私のポートフォリオ」というお話をします。
ポートフォリオとは、「どんな商品をどれくらいの割合で保有しているか」の表の事をいいます。円グラフで表記される事が多いです。
「運用商品を見直したいけど、何を選べばいいのかわからない!」という方がいれば、この記事を読んで、是非参考にしてみてください。
私のポートフォリオ(企業型DC)
私のポートフォリオは上記の様になっています。
まず、私のポートフォリオは100%株式の「積極運用タイプ」です。
日々の値動きは激しいですが、最終的には高いリターンも見込める配分となっています。
詳細はこちらです。
左側が「現在の保有資産の割合」
右側が「これからの掛金の割合」です。
ざっくり分けると
先進国株式(外国株式) ⇒ 80%
国内株式 ⇒ 10%
新興国株式(ポートフォリオ上は外国株式扱い) ⇒ 10%
という割合で毎月掛けています。(企業によっては企業型DCで「新興国株式」を取り扱っていないところもある様です)
では、なぜこの様なポートフォリオとなっているのか?説明します。
なぜ?このポートフォリオにした理由
理由は「全世界株式(オールカントリー)」を参考にした為。です。
全世界株式(オールカントリー)って?
全世界株式(オールカントリー)とは、つみたてNISAでもつみたて可能な「投資信託」です。
この商品は、毎年、投資信託ブロガーの投票で決定する「ファンド・オブ・ザ・イヤー2019」でなんと1位を獲得している商品です。
投資信託ブロガーたちが認める「2019年時点で最も優良な投資信託」として選ばれています。
私は、このオールカントリーの中身を真似してポートフォリオを組んでいます。
内容はこちらになります。
日本を除く先進国に約81%
日本に約7%
新興国に約12%
といった具合です。
では、この「オールカントリー」のポートフォリオはどの様な基準で定められているのでしょうか?
答えは「全世界の時価総額比率に応じた割合」です。
例えば、アメリカが約56%に対して、日本は約7%です。これはつまり、アメリカは日本の約8倍の時価総額であるという事です。
世界丸ごと、世界の国々の価値に応じた比率で投資をする事で、偏りのないバランスの取れた分散投資が出来るという事です。
まとめ
限られた商品しか選べない「企業型DC」では、必ずしもオールカントリーと同じポートフォリオが組めるとは限りません。
しかし、「先進国(海外)株式インデックスファンド」と「国内株式インデックスファンド」の2商品があれば、似たようなポートフォリオを組むことが出来ます。
今の勤め先で、最近定年を迎えた方に「企業型DC」の運用実績を聞いたところ、ほぼ100%「元本保証型」で約300万円程度だったそうです。
下記は現在のポートフォリオですが、仮にこの運用利回りで26年後の定年を迎えた場合、ざっくり計算で「300万円の元本⇒1070万円」になります。
「私はそこまでリスキーな事はできない!」という方は、資産全体のうち30%程度を債券にし、残りの70%の中で「オールカントリー」を組むのも有りだと思います。
是非「自分に合った投資割合」を探してみてください。
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